Jakarta EE 8に関するFAQ

このエントリは以下のエントリをベースにしています。
This entry is based on the following one written by Mike Milinkovich.
Frequently Asked Questions About Jakarta EE 8
https://eclipse-foundation.blog/2019/05/08/jakarta-ee-8-faq/

Mike Milinkovichは先週の自身のエントリに対する反応に対して、再度 Jakarta EE Steering Committeeの一致した見解を表すとともに、Jakarta EEの最初のリリースであるJakarta EE 8(Java EE 8完全互換、javaxパッケージ名前空間を使用)に関する質問に答えることを目的として、上記エントリを発表しました。

Update on Jakarta EE Rights to Java Trademarks
https://eclipse-foundation.blog/2019/05/03/jakarta-ee-java-trademarks/

なお、このエントリに記載している内容は、名前空間が変わる将来のJakarta EEのリリースに関するものではありません。現在jakarta-platform-devメーリングリストで活発な議論が行われていますので、興味がある方はご参加ください。現時点では、Jakarta EE Spec CommitteeがJakarta EEロードマップの次のステップを決定するまでに約1ヶ月かかると見込んでいます。

Mailing list: jakartaee-platform-dev
https://accounts.eclipse.org/mailing-list/jakartaee-platform-dev
アーカイブ
https://www.eclipse.org/lists/jakartaee-platform-dev/

Will Jakarta EE 8 break existing Java EE applications that rely upon javax APIs? (Jakarta EE 8はjavax APIを使う既存のJava EEアプリケーションを壊そうとしている?)

いいえ、Jakarta EE 8は、javaxパッケージ名前空間のAPIに依拠している既存のJava EEアプリケーションを壊すことはありません。Jakarta EE 8はJava EE 8の完全互換を目指してします。Jakarta EE 8はJava EE8で指定されているのと同じjavax名前空間、同じjavax API、同じ動作が指定されるはずです。Java EE 8のTCKをパスした実装は、Jakarta EE 8のTCKにもパスするでしょう。なぜならJakarta EE 8のTCKはJava EE 8のTCKと同じソースを基にしているからです。Jakarta EE 8はJava EE 8アプリケーションやjavax APIの利用に対して変更を加える必要はありません。

What will Jakarta EE 8 consist of? (Jakarta EE 8の構成要素)

Jakarta EE 8仕様は以下のようなもので構成されるでしょう。

  • Java EE 8仕様完全互換
  • 同じjavaxパッケージ名前空間を使う、同じAPIそしてJavadocを含む
  • オープンソースのライセンス下でJakarta EE 8 TCKを提供。このTCKはJava EE 8 TCKをベースにしており、完全な互換性がある
  • Jakarta EE 8 Platform仕様を含む。これにはJava EE 8 Platformと同じプラットフォーム統合要件が記載されている。
  • Jakarta EE 8仕様がリリースされたタイミングで、Jakarta EE 8 Platformの複数の互換実装(Compatible Implementations) に言及
  • 実装がJakarta EE 8互換であることを説明するための互換性ならびにブランディングプロセスを提供

Will there be Jakarta EE 8 compatible implementations? (Jakarta EE 8互換実装はあるか?)

はい。Jakarta EE 8仕様がリリースされるタイミングで、Jakarta EE 8 Platformの複数の互換実装が利用可能になる予定です。すべてのJava EE 8互換実装もまたJakarta EE 8互換実装であり、Jakarta EE 8 Working Groupに属するベンダーは自社のJava EE 8互換実装をJakarta EE 8互換として認定する予定です。さらに、Jakarta EE TCKはオープンソースのライセンス下で入手できるので、他のテクノロジーベンダーが自身の実装をJakarta EE互換と実証するためのハードルを下げる予定です。より低コストかつより自由なJakarta EEの商標ライセンスにより、 多くのテクノロジープロバイダーがEnterprise JavaコミュニティにおけるJakarta EEブランドを活用し強化できます。Jakarta EE 8はオープンでベンダーニュートラルなコミュニティ主導のプロセスの下、Jakarta EEテクノロジーの進化のための新たなベースラインを提供します。

What is the process for delivery of Jakarta EE 8 (Jakarta EE 8のデリバリに関するプロセス)

Jakarta EE 8仕様のデリバリプロセスは完全に透明性があり、Jakarta EE Specification Processに完全に従います。 Java EE8コンポーネント仕様に対応した最初のJakarta EE8コンポーネント仕様のドラフトが、数週間以内に提供される予定で、これらには、関連するAPIを定義するJavadocと、互換性テスト用のTCKが含まれます。仕様文書を公開するには、この文書の著作権ライセンスを取得する必要がありますが、Eclipse Foundationでは、OracleとIBMからの貢献により、両社の著作権ライセンスを取得しています。できるだけ多くのコンポーネント仕様を公開するため、Jakarta EE 8 Platform仕様文書と、必要な残りの著作権ライセンスも取得するつもりです。過去にJCPでJava EE仕様に貢献したことがあれば、今後Jakarta EEでその貢献を利用するためのライセンスを提供をお願いするためにEclipse Foundationからご連絡することになるでしょう。このようなライセンス提供は、新しい仕様プロセスとJakarta EEコミュニティをサポートする上で重要なステップとなるでしょう。これらのドラフト仕様は、オープン・コミュニティ・プロセスにて最終仕様に発展します。ぜひ仕様プロジェクトに参加してください。

When will Jakarta EE 8 be delivered? (Jakarta EE 8のリリース時期)

Jakarta EE Working Groupは2019年秋までにJakarta EE 8仕様の最終版をリリースしたいと考えています。これはオープンなコミュニティ主導の取り組みであるため、Jakarta EE仕様の推進、Jakarta EE 8 TCKのデリバリ、Jakarta EE 8互換実装というプロセスには透明性があります。

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