このエントリは2020/01/15現在の情報に基づいています。将来の機能追加・変更に伴って、記載内容との乖離が発生する可能性があります。
以下は備忘録。全ては以下のドキュメントに記載がある。
Azure Kubernetes Service (AKS) についてよく寄せられる質問 / Frequently asked questions about Azure Kubernetes Service (AKS)
https://docs.microsoft.com/azure/aks/faq
AKS (Azure Kubernetes Service) インスタンスを作成する際、(B) のノードリソースグループが自動作成される。
リソースグループ | 命名 |
---|---|
(A) Kubernetes サービスのリソースのみを含むリソースグループ | ユーザーの自由指定 |
(B) ノードリソースグループ (クラスターに関連付けられたインフラストラクチャリソースを全て含むリソースグループ) | デフォルトでは以下のルールに従う MC_{(A)のリソースグループ名}_{AKSクラスタ名}_{リージョン} |
(B) はデフォルトで生成される名称を使ってもよいが、独自名称を指定することもできる。そのためには、Azure CLIのaks-previewというextensionをインストールする必要がある(0.3.2以上である必要がある)。
az extension add --name aks-preview
AKSインスタンス作成時に、 –node-resource-group パラメータを使用してリソースグループの名前を指定する。
aks create (aks-previewインストール時に利用できるパラメータ)
https://docs.microsoft.com/cli/azure/ext/aks-preview/aks?view=azure-cli-latest#ext-aks-preview-az-aks-create
ARMテンプレートを使って作成する場合は、nodeResourceGroupプロパティで指定する。
Microsoft.ContainerService managedClusters template reference (2019-06-01以後のバージョンで利用可能)
https://docs.microsoft.com/azure/templates/microsoft.containerservice/2019-06-01/managedclusters#managedclusterproperties-object