A tool to create cloud-native microservices: MicroProfile Starter 1.0

原文はこちら。
The original was written by Debbie Hoffman.
https://microprofile.io/2020/01/28/a-tool-to-create-cloud-native-microservices-microprofile-starter-1-0/

2019年2月にMicroProfile Starter (Beta) がリリースされてから、12,421件ものプロジェクトがMicroProfile Starterを使って作成されました(2020年1月27日現在)。そして、このすでに人気のあるツールのパブリックリリースの準備ができて、一般提供されることになりました。

MicroProfile Starter
https://start.microprofile.io/

https://start.microprofile.io/

What is the tool?

MicroProfile Starterを使うと、開発者は利用可能な実装の中から一番扱いやすい実装を選択してマイクロサービスプロジェクトを作成できます。単純にフォームからいくつか選択すると、MicroProfile Starterがサンプルコードとビルド・実行方法の詳細を記載したREADMEファイルをZipに固めて生成します。生成されたサンプルコードにより、開発者は簡単にMicroProfile APIをすぐに使い始めることができます。

What’s new with MicroProfile Starter?

Betaのときから、このツールはコミュニティメンバーやエンドユーザーからの機能追加や機能強化がなされてきました。さらにMicroProfileの新バージョンと各バージョンにおける利用可能なMicroProfile Runtimeが追加されてきました。また、REST APIもあり、これを使うとコマンドラインやIDE拡張からサンプルプロジェクトを作成できます。

Java 8のサポートに加え、このツールではJava 11の選択も可能になっています。これは、生成されたサンプルコードをJava 11で使いたい開発者向けの便利な選択肢として追加されました。このツールでMicroProfile RuntimeにおいてJava 11しか表示されない場合は、選択したランタイム実装ではJava 11のみをサポートしています。

How to use MicroProfile Starter?

Use start.microprofile.io

  1. MicroProfile Starterにアクセス
    MicroProfile Starter
    https://start.microprofile.io/
  2. groupIDとartifactIDを入力(デフォルト値のままでも可)
  3. ドロップダウンメニューから MicroProfile Version を選択
  4. 選択したMicroProfileのバージョンで利用可能なサーバー実装がドロップダウンメニューに現れる(使いたいものが出てこない場合、異なるMicroProfileのバージョンを選択)
  5. 生成されるサンプルコードをビルドする際に使いたいJava SEのバージョンを選択
  6. コードサンプルとして所望する仕様をチェックボックスで指定
  7. ダウンロードボタンをクリックし、生成されZipで固められたソースコードを保存

Use the REST API

GUIでプロジェクトを作成できるだけでなく、この機能をプログラムからアクセス出来るようにしています。

REST APIを使うと、指定が必要な全てのパラメータを知っている場合コマンドラインからプロジェクトを生成できます。このために、コマンドラインから以下のコマンドを実行することで、ドキュメントを要求できます(利便性のため、このコマンドをランディングページの最下部左側、”Command line”というラベルの隣に配置しています)。

curl ‘https://start.microprofile.io/api’

ドキュメントに基づいてパラメータを定義し、選択した実装を使うプロジェクトを生成します。以下はPayara Microを使う例です。この中では利用可能かつサポート対象の最新のMicroProfileバージョンを選択しています。

curl -O -J ‘https://start.microprofile.io/api/project?supportedServer=PAYARA_MICRO&selectAllSpecs=true’

selectAllSpecsというパラメータを使うと、GUIで実施する場合と同じように、ジェネレータに対し全仕様のサンプルを含めるように指示します。

以下の動画でREST APIをコマンドラインから利用する方法を説明しています。

Generate project with MicroProfile Starter
https://asciinema.org/a/256241

別の動画ではPowerShellを使ってMicroProfileプロジェクトを生成する方法を紹介しています。

https://microprofile.io/wp-content/uploads/2019/07/starter-rest-windows.mp4

Use the IDE extensions

コマンドラインに加え、このRESTエンドポイントを利用してプロジェクトをIDE内で即座に作成するためのIDEプラグインがあるので、MicroProfileプロジェクトを使い慣れた作業環境に作成できます。

プラグインや拡張をIDEに追加し、起動してプロンプトに従い選択すると、ワークスペースに生成されたプロジェクトができあがりますので、すぐに編集できます。

VS Codeと協力して、Java OverviewページでMicroProfile Extension Packを作成しています。(訳注:原文ではこの文章の後に. Watch this space.という記述がありますが、リンクがないので訳出していません)。

Getting involved

このプロジェクトに参加して貢献したいというのであれば、MicroProfileのGoogle Groupから連絡するか、もしくは https://start.microprofile.io の “See the code” をクリックして直接Issueを立てて手を上げてください。Gitter chatで繋がることもできます。

eclipse/microprofile-starter
https://gitter.im/eclipse/microprofile-starter

Eclipse Cheプラグインがまもなく利用可能になるはずですが、Eclipse IDEプラグインの作成の支援を引き続き実施していますので、本件に関する支援はいつでも歓迎いたします。お待ちしております。

MicroProfile Starterを今後もお使いいただけることを願っております。

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