原文はこちら。
The article was written by Santiago Pericas-Geertsen (Engineer, Oracle).
https://medium.com/helidon/the-new-helidon-cli-cd90bc4a0d1a
Helidon 2.0の新機能の一つにCLIの追加があります。Helidon CLIを使うと開発者は最小限の労力でHelidonを始めることができます。新規アプリケーションの作成、ビルド、実行など、シンプルなコマンドを書くことで可能です。
特に、いわゆるdevelopment-loopもしくは省略してdevloopを利用できます。これはアプリケーションのビルド、実行、ソースファイルの監視、アップデートの都度のアプリケーションの再始動をすることで、開発者は完全にインタラクティブな方法でHelidonを学ぶことができます。
CLIはインストールの利便性を考慮して、スタンドアロンの実行ファイルとして配布されます(GraalVMでコンパイルされています)。現時点ではLinuxとmacOSで利用できます。バイナリをダウンロードし、PATHの通った場所にインストールすればすぐに利用できます。
Let’s Take a Closer Look
CLIがどのように動作するかをくどくど説明せずに、スクリーンキャストを使ってCLIの機能を紹介します。
最初の動画では、Helidonのarchetypeの一つからプロジェクトの作成、プロジェクトのビルド、テストをご紹介しています。
生成されたプロジェクトを使い、devloopを開始してアプリケーションへの変更をテストできます。以下のスクリーンキャストでその動きをご覧ください。
devloopの実行中に、Javaソースコードやリソースファイル、pomファイルのようなアプリケーションソースファイルへの任意の変更があれば、自動的にアプリケーションを再起動し、その変更が開発者にすぐにわかるようになります。とても簡単です。
What’s Next?
CLIの主要な目的は、Helidonを使い始めた人が、archetypesの一つを選択してアプリケーションを作成し、大規模なダウンロードを必要とせずに数秒以内に実行できるようにすることです。CLIのバイナリは数メガバイトしかありません。
現在のバージョンでは、Mavenのみをサポートしていますが、Gradleもロードマップ上にありますので、ご期待ください。