このエントリは2021/05/27現在の情報に基づいています。将来の機能追加・変更に伴い、記載内容との乖離が発生する可能性があります(2021/10/13、Private Linkの利用可否を追加)。
Buildで新たにLogic AppのStandardプランが発表され、利用できるようになった。これは以前以下の記事で書いたFunctionsベースのLogic AppがGAしたもの。
FunctionsベースのLogic App
https://logico-jp.io/2020/09/28/next-logic-app-powered-by-functions-runtime-is-preview/
GAにあたって以下のような整理がなされている。
- 既存のConsumptionプラン
- Multi-tenant(ISEを利用しない)
- Dedicated(ISEを利用する)
- Standardプラン
- Single-tenant
Standardプラン
- 利用できるApp Serviceプランのスペックは通常のApp ServiceプランのP1V2~P3V2相当
- 価格は選択したApp Serviceプランに含まれるメモリ、vCPUできまる(Consumptionプランの場合呼び出した回数で決まる)
- VNet統合、Private Endpointとも利用可能(Service Endpointは以前から利用可)。
Standardプランを使ったLogic Appワークフロー作成にあたっては、以下のドキュメントのシングルテナントに関する記述を参照。
Azure Logic Apps でのシングルテナント、マルチテナント、統合サービス環境の比較 / Single-tenant versus multi-tenant and integration service environment for Azure Logic Apps
https://docs.microsoft.com/azure/logic-apps/single-tenant-overview-compare