July PSU and General Availability Microsoft Build of OpenJDK for M1 and ARM64

原文はこちら。
The original article was written by Bruno Borges (Principal Program Manager, Java Engineering Group, Microsoft).
https://devblogs.microsoft.com/java/july-psu-and-general-availability-microsoft-build-of-openjdk-for-m1-and-arm64/

以前発表した通り、2021年末までに、Microsoft Azureのサービス、製品、開発ツール全体にわたって、Java 11およびそれ以後のバージョンについてはMicrosoft Build of OpenJDKを、Java 8についてはEclipse AdoptiumのTemurinディストリビューションを使っていくようにしています。このため、Microsoftは2022年1月1日以後、Zulu for Azureのアップデートを展開いたしません。

Announcing Preview of Microsoft Build of OpenJDK
https://devblogs.microsoft.com/java/announcing-preview-of-microsoft-build-of-openjdk/
Microsoft Build of OpenJDK
https://www.microsoft.com/openjdk
Eclipse Adoptium Temurin
https://www.adoptium.net/
End of Updates, Support and Availability of the Zulu for Azure builds of OpenJDK
https://devblogs.microsoft.com/java/end-of-updates-support-and-availability-of-zulu-for-azure/
https://logico-jp.io/2021/07/12/end-of-updates-support-and-availability-of-the-zulu-for-azure-builds-of-openjdk/

本日、以下を発表します。

  • Microsoft Build of OpenJDKのJava 11とJava 16の2021年7月版PSU (Patch Set Updates)
  • AArch64ビルドのGA(一般提供)
  • Java 8のOpenJDK HotSpotを含むEclipse Temurinディストリビューションの最初のバイナリリリース

Adoptium Celebrates First Release
https://blog.adoptium.net/2021/08/adoptium-celebrates-first-release/

Azureをご利用のお客様および開発者の方々は、これらのバイナリにアップグレードすることで、パフォーマンスの向上、セキュリティパッチ、バグフィックスなどの恩恵を受けることができます。Microsoftがお客様に代わってJavaランタイムを管理しているAzureサービスでは、お客様のワークロードに影響を与えることなく、今年の残りの期間中にアップデートを提供する予定です。これらのサービスのほとんどは、Zulu for Azure 7月版PSUでアップデートを行う予定です。 

General availability of AARch64 for ARM64 and M1

本日、Windows、Linux (AArch64) 用Java 11/16バイナリと、macOS (M1) 用Java 16バイナリの一般提供版も初めてリリースします。

本日、私たちは、WindowsおよびLinux (ARM64) のJava 11およびJava 16、ならびにmacOS (M1) Java 16のAArch64バイナリの一般提供を初めて開始しました。このリリースは、マイクロソフトがJEP 388 (Windows/AArch64 Port) で開始したバックポートの取り組みと、マイクロソフトと他のOpenJDKベンダーがJEP 391 (macOS/AArch64 Port) で行ったコラボレーションを締めくくるものです。

JEP 388: Windows/AArch64 Port
https://openjdk.java.net/jeps/388
JEP 391: macOS/AArch64 Port
https://openjdk.java.net/jeps/391

特にmacOS M1向けJava 16のリリースは、私たちにとって大きな一歩となります。というのも、マイクロソフトにはアップル社のハードウェアを使用しているJava開発者が多数おり、彼らがM1デバイスにアップグレードしてハードウェアの進化を利用し、生産性を向上できるようにしたいと考えているからです。

これらのバイナリはすべて、Microsoft Build of OpenJDKのウェブサイトからダウンロードできます。また、Linuxのパッケージリポジトリも更新されています。コンテナイメージについては、近日中に公開する予定です。wingetとHomebrewの更新も間もなく行われます。

Microsoft Build of OpenJDK
https://www.microsoft.com/openjdk

Java 11.0.12および16.0.2のリリースノートは、以下のURLからどうぞ。

Release notes for the Microsoft Build of OpenJDK
https://docs.microsoft.com/java/openjdk/release-notes

Create Java Runtimes with jlink

Microsoftならびにお客様先のユーザーを支援する、Javaランタイムをjlinkで作成する方法に関する新しい記事を追加しました。

Java Runtimes with jlink (2021/08/06現在日本語はありません)
https://docs.microsoft.com/java/openjdk/java-jlink-runtimes

この方法でデプロイすると、アプリケーションが本当に必要とするJavaプラットフォームのみがJavaランタイムに含まれることを保証します。したがって、クラウドやサーバーベースのJavaアプリケーション、およびデスクトップ/GUIアプリケーションの両方において、セキュリティを高め、デプロイメントのサイズを縮小し、パフォーマンスの向上が期待できます。

それでは、Happy Java coding!

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Microsoft expands support with The Eclipse Foundation
https://cloudblogs.microsoft.com/opensource/2021/08/03/microsoft-expands-support-with-the-eclipse-foundation/

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