原文はこちら。
The original article was written by Donald Smith (Senior Director of Product Management, Oracle).
https://blogs.oracle.com/java/post/free-java-license
Executive Summary
Oracleは、業界をリードするOracle JDKを、四半期ごとのすべてのセキュリティアップデートを含めて無償で提供します。これには商用および本番運用用途での利用も含まれます。
Oracle Java Download Page
https://www.oracle.com/javadownload
新しいライセンスは、Oracle No-Fee Terms and Conditions(NFTC)ライセンスです。このOracle JDKのライセンスでは、すべてのユーザーが無料で使用することができ、商用および本番運用用途の使用も認められています。 また、再配布も有償でない限り認められています。
Oracle No-Fee Terms and Conditions (NFTC) License Agreement
https://www.oracle.com/downloads/licenses/no-fee-license.html
開発者や企業は、簡単にOracle JDKをダウンロード、使用、共有、再配布できるようになりました。クリックスルーは必要ありません。
JDK 17 Script Friendly URLs
https://www.oracle.com/java/technologies/jdk-script-friendly-urls/
Oracleはこれらの無料リリースとアップデートをOracle JDK 17から提供し、次のLTSがリリースされてからも丸1年継続します。それ以前のバージョンのJDKは今回の変更の影響を受けません。
Moving the JDK to a Two Year LTS Cadence
https://blogs.oracle.com/java/post/moving-the-jdk-to-a-two-year-lts-cadence
Oracleは、Java 9以降と同じリリースとスケジュールで、Oracle OpenJDKのリリースをGPLの下で提供し続けます。
Java Development Kit builds, from Oracle
https://jdk.java.net/
GNU General Public License, version 2, with the Classpath Exception
https://openjdk.java.net/legal/gplv2+ce.html
Article
2017年9月、OracleはJDKを”Oracle OpenJDK”としてGPLの下で配布するとともに、Oracle JDKとしてOracle Technology Network(OTN)ライセンスの下で配布する計画を発表しました。
Faster and Easier Use and Redistribution of Java SE
https://blogs.oracle.com/java-platform-group/faster-and-easier-use-and-redistribution-of-java-se
https://orablogs-jp.blogspot.com/2017/09/faster-and-easier-use-and.html
Oracle Technology Network License Agreement for Oracle Java SE
https://java.com/otnlicense
Oracle OpenJDKのビルドをGPLの下で提供することは非常に歓迎されましたが、開発者やアカデミア、企業からのフィードバックでは、信頼された揺るぎないOracle JDKを、明確なフリータームのライセンスの下でも提供してほしいという声がありました。 Oracleは開発者のエコシステムからのフィードバックに感謝しており、Java 17からまさにその要望に応えていくことを発表したいと思います。
アップグレードのスケジュールに柔軟性を持たせることができるよう、OracleはOracle JDKのLTSリリースを、後続のLTSバージョンから少なくとも丸1年はNFTCの下で提供します。
Oracle No-Fee Terms and Conditions (NFTC) License Agreement
https://www.oracle.com/downloads/licenses/no-fee-license.html
もちろん、新機能やパフォーマンスの向上、その他の機能強化への迅速なアクセスの恩恵を受けるために、6ヶ月ごとのJDKリリースサイクルに従っていただいても問題ありませんが、こちらのスキームが希望するモデルであれば、1つのOracle JDK LTSから次のバージョンに移行するために必要な時間も確保できます。
Oracle JDKライセンスの詳細については、「Oracle Java SE Licensing FAQ」を参照してください。
Oracle Java SE Licensing FAQ
https://www.oracle.com/java/technologies/javase/jdk-faqs.html
Oracle Java SE Subscriptionは、Java Management Service、Advanced Management Console、GraalVM Enterpriseなどの付加価値機能を引き続き追加費用なしで提供します。
Oracle Java SE Subscription
https://www.oracle.com/java/java-se-subscription/
Announcing Java Management Service
https://blogs.oracle.com/java/post/announcing-java-management-service
Advanced Management Console
https://www.oracle.com/java/technologies/advancedmanagementconsole.html
GraalVM Enterprise
https://www.oracle.com/java/graalvm/
世界的に使用されているJavaプラットフォームのほとんどのソースコードを開発しているOracleの開発者による24時間365日のサポートと、25ドル/月/プロセッサもしくは2.50ドル/ユーザー/月という低価格と相まって、Oracle Java SE Subscriptionは、小規模から大規模まで、何千もの組織に支持されている価値の高い選択肢であり続けています。