Moving the JDK to a Two Year LTS Cadence

原文はこちら。
The original article was written by Donald Smith (Senior Director of Product Management, Oracle).
https://blogs.oracle.com/java/post/moving-the-jdk-to-a-two-year-lts-cadence

Executive Summary

OracleはJDKのLTSリリースサイクルを現在の3年ごとから2年ごとにすることを提案します。受け入れられた場合には、JDK 17の後の次回のJDK LTSリリースは、JDK 23ではなく、JDK 21になります。

Oracle JDKのLTSサポート期間に変更はありません。つまり、各LTSリリースのサポート期間は最短でも8年です。

Oracle Premier Support for Software
https://www.oracle.com/support/premier/software/

Article

JDK 17のリリースは、数年前に導入されたリリースサイクルを振り返り、将来に向けた軌道修正を行うのに最適なタイミングです。開発者や企業は、「数年ごとの大規模な変更」モデルから、よりわかりやすい6ヶ月ごとのリリースサイクルへと調整する時間がありました。

Update and FAQ on the Java SE Release Cadence
https://blogs.oracle.com/java-platform-group/update-and-faq-on-the-java-se-release-cadence
https://orablogs-jp.blogspot.com/2018/05/update-and-faq-on-java-se-release.html

最近の開発者に対する調査によると、6ヶ月リリース(非LTS)は調査対象となった開発者の4分の1から半分が使用していますが、そのうち本番環境で使用していると回答したのは約半分に過ぎません。ツールチェーンは確かに対応しています。人気のある開発ツールやフレームワークのほとんどは、新しい非LTS Javaのサポートを、時には完全なGAの日より前に追加しています。したがって、非LTSバージョンの使用は全体的に増加し続けていますが、フィードバックから明らかなのは、ほとんどの組織が依然としてLTSバージョンを本番環境で使用することを好んでいる、という点です。

この点を考慮すると、今後のLTSリリースを2年周期に調整することは理にかなっています。 これにより、企業や開発者の皆様は、必要な安定性、セキュリティ、パフォーマンスのアップデートが長期的にサポートされることを確認しながら、アプリケーションをLTSリリースに移行する機会をより頻繁に得ることができます。 また、次に利用可能なLTSが常に2年以内にリリースされることが分かっているため、6ヶ月ごとのリリースの利用も魅力的になります。Oracleは、各LTSリリースで最低8年間を標準とする長期サポートを開始する予定です。Java SE Subscriptionをご利用のお客様には、必要に応じてOracle JDKのLTSリリース間で移行するための十分な時間と機会をご提供します。

Oracle Java SE Subscription
https://www.oracle.com/java/java-se-subscription/

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