原文はこちら。
The original article was written by David Delabassee (DevRel – Java Platform Group at Oracle).
https://inside.java/2023/01/27/heads-up/
OpenJDK Quality Groupは、リリースの全体的な品質向上の手段としてOpenJDK Early Accessビルドを使ってのFOSSプロジェクトのテストを推進しています。
Quality Outreach
https://wiki.openjdk.java.net/display/quality/Quality+Outreach
このHeads upは、関係するプロジェクトに送られる定期的なコミュニケーションの一部です。
JDK 20 Rampdown Phase 2 & JMX Heads-up
https://mail.openjdk.org/pipermail/quality-discuss/2023-January/001103.html
このプログラムの詳細と参加方法については、上記wikiをご覧ください。
JDK 21: JMX Subject Delegation & Fine-grained Security Deprecation
JMXには、削除が推奨されているセキュリティマネージャのAPIに依存する機能がいくつかあります。
JEP 411: Deprecate the Security Manager for Removal
https://openjdk.org/jeps/411
これらの機能とは、"Subject Delegation"
と"Fine-grained Security"
なのですが、どちらも一般的には使われていないようで、非推奨のAPIに触れずに実装するのは、かなりの投資が必要になると思われます。そのため、"Subject Delegation"
はJDK-8298966により、JDK 21で非推奨となることが提案されています。
[JDK-8298966] Deprecate JMX Subject Delegation and the method JMXConnector.getMBeanServerConnection(Subject) for removal
https://bugs.openjdk.org/browse/JDK-8298966
Fine-grained Securityもまた、同時に非推奨とされています。この機能を使うと、特定のMBeanアクションへのアクセスを制限または許可するためのセキュリティポリシーの構成が可能です。
Fine-Grained Security
https://docs.oracle.com/en/java/javase/19/jmx/fine-grained-security-example.html
おそらく、そのような詳細な制御に対する需要が単になく、機能が複雑すぎてポリシーを作成、メンテナンスできないため、この機能は一般的に使用されないと予想されます。